« 2010年05月 | メイン | 2010年07月 »

2010年06月 アーカイブ

惑星Mの高速車両の謎3

じつは、これには深い訳がある。
そしてそれは、惑星Mという国の地理的条件と密接にリンクしているのである。

惑星Mは、名にしおう島国である。
首都のコペンハーゲンからしてシェラン島という島にあり、ユトランド半島や隣国のスウェーデン、ドイツに行くとなると陸路ではかならず船のお世話にならなくてはならない。

IC3が流線型ではないスタイルをしており、また1ユニットが短編成なのは、フェリーへの積み込みを容易にし、また分岐駅での分割・併合をスムーズに行う必要に迫られてのことなのである。

惑星Mの高速車両の顔つき

では、1990年にデビューし、今ではデンマーク国鉄のエースになったIC3が、どんな顔つきをしているか、とくと観察してみることにしよう。

IC3の先頭部は、流線型ではないどころか、対照的にほぼ直角に切れ込んでいる。
おまけに、前面周囲がすっぽりと緩衝用の黒いゴムの幌で覆われているという、なかなかユニークなプロポーションだ。

運転台は正面にあり、これはそのまま貫通扉に接続している。
つまり、前面の扉を開けると、運転台は側面にすっぽりと収納されてしまうという仕組みである。
連結する時は、これが幌で守られることになるが、通り抜けはできない。

3の倍数で最大5ユニット、15両まで樹結できる、まさに個性派の高速車両だといえよう。

About

2010年06月にブログ「触れたい!!」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年05月です。

次のアーカイブは2010年07月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り